コーヒー発祥の地として知られる「エチオピア」。「コーヒー」の語源は、エチオピアのコーヒー栽培地の中でも「カッファ」と呼ばれる地域に由来していると言われ、コーヒーの成育にふさわしい1,300〜2,500mの標高、
肥沃な火山灰土壌、年間1,500〜2,500mmに達する降雨量がエチオピアのコーヒーをアラビカ種の中でも際立つ風味のコーヒーに育て上げます。
エチオピアでは多数の小規模生産者がウォッシングステーションにチェリーを持ち込みロットが作られるのが一般的で今回ご紹介するのは、エチオピア南部に位置するオロミア州グジゾーンのウラガ・ゴモロにて生産
されたロットです。
10月頃より始まる収穫は、完全完熟のチェリーを丁寧にハンドピックし、選び抜かれた チェリーのみ乾燥工程へ進みます。アフリカンベッドの上に、できるだけ薄く広げながら乾 燥させます。その後も引き続きかき混ぜながら、水分値が11.4% 以下になるまで乾燥させます。今回のロットは、優しくローストすることによりピーチやジャスミンを思わせる風味を引き出しております。ぜひ、お楽しみください。
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