コーヒー発祥の地として知られる「エチオピア」。「コーヒー」の語源は、エチオピアのコーヒー栽培地の中でも「カッファ」と呼ばれる地域に由来していると言われ、コーヒーの成育にふさわしい1,300〜2,500mの標高、
肥沃な火山灰土壌、年間1,500〜2,500mmに達する降雨量がエチオピアのコーヒーをアラビカ種の中でも際立つ風味のコーヒーに育て上げます。
エチオピアでは多数の小規模生産者がウォッシングステーションにチェリーを持ち込みロットが作られるのが一般的で今回ご紹介するのはブク・サイーサ・ウォッシングステーションです。ステーションには約430人の生産者が属しており、コーヒーチェリーは収穫後未熟チェリーや過熟チェリーなどがハンドソーティングによって取り除かれアフリカンベッドにて乾燥されます。
約20日間の乾燥工程中にも未成熟チェリーや欠点のあるチェリーは取り除かれ、均一に乾燥が進むようにチェリーは頻繁にかき混ぜられます。今回のロットは、優しくローストすることによりストロベリーやパイナップルを思わせる風味を引き出しております。ぜひ、お楽しみください。
|